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　2in/4out仕様のサラウンド・パンニングマシン。筐体右側面には2つのインプットジャック、筐体上側面には4つのアウトプットジャックを装備し、エフェクトをONにすることで入力された信号を4つのいずれかのアウトプットから、もしくは4つ同時に出力することが可能です。

　Manualモードでは出力先をジョイスティックで選択し、Autoモードでは自動で出力先が交互に切り替わります。出力先が切り替わる速度は“Speed”コントローラーで調整し、“Normal”モードでは出力先がシーケンス的に交互に変化し、“Randam”モードでは出力先が無作為に切り替わります。

　また、“Intensity”コントローラーの効果も派手ではないながら非常に特徴的です。Intensityは言うならばパンニング効果の“深さ”を操作するツマミであり、パンニング先として選択された出力以外の出力の音量を調整することが可能です。例えば、Intensityを最大値にすれば選択された出力先以外の出力での音量は0になりますが、Intensityを下げていくことで、選択された出力先以外の出力の音量が上がり、音を完全にブツ切りにしないような効果が得られます。

　“50% Duty”モードではパンニングに加えて鋭いトレモロが加わり、音量が揺れながら出力先が切り替わることで、さらに立体的な音像を作ることが可能です。

　接続する出力先が一つでもトレモロエフェクトとして効果しますが、2〜4台のアンプ、もしくは4inが可能なオーディオインターフェイス、録音機器、ミキサーなどとの使用をお勧めいたします。

※9V外部電源のみ対応。電池では駆動いたしません。