※こちらの商品は受注生産品となり、【2024年7月21日 20:00 ~ 2024年8月18日 24:00】の期間で受注を承ります。
→受注は締め切りいたしました。受注をいただいた順に製作、出荷いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。
試奏動画で使用されている個体はハンマード・グリーンカラーですが、今回の入荷分はハンマード・ブルーとなります。回路上の変更点はありません。
受注はこちらの商品ページからご注文いただき、決済を終えた時点で完了となります。最短の納期は2024年9月中下旬を予定しており、完成次第、ご注文いただいた順に発送いたします。
製作可能な数は十分に用意がございますが、受注数が製作可能数の上限に達した場合、予告なく受注を終了いたします。
受注はお一人様につき、2台までとさせていただきます。
以上、予めご了承くださいませ。
Phantom fxが考える、ペダルユーザーに向けたブースターペダル。
併用するペダルの音抜け、太さ、質感の高さを補填し、ポテンシャルを最大以上に引き出すことを目的として作られています。
筐体表面の上部にある3つのノブは、左から順に“Bass”、“Boost”、“Treble”のコントローラー。どのノブも12:00方向でおおよそユニティとなり、そこから反時計回り方向でカット、時計回り方向でブーストが可能です。現在使用しているペダルの後段に配置し、BassやTrebleをブーストすれば、まるでそのペダルが元来持っていたかのような自然な太さ、音抜けが足され、カットしてもやはり自然に落ち着いた音に帰結します。
イコライザーなどのエフェクトも同じく低域や高域を操作できるとはいえ、HACKが作る音に古典的なイコライザーのようなケミカル感は一切なく、あくまでも併用するペダルが元々具えていた音の延長と感じられるような、非常に自然な音作りができるのです。
HACK自体の入力部分は歪みにくく、Boost量も十分であるため、ペダルの後段に繋ぐことで不要な音の荒れ、潰れが起きることなく、良質で優秀なブースターとして機能します。
とにかく不要な帯域が出にくく、プレイヤーが欲する帯域だけを持っているためか、ペダルや歪んだアンプの前段に配置し、ゲインをブーストするにも非常に秀逸です。TrebleやBassをブーストしても破綻がなく、逆にカットすることで後段の機材をプッシュするに最適な信号を強く送り出すことも可能です。
ブーストとは逆に、音量をユニティからさらに下げることもできるため、何らかの理由で音量を下げたい場合にも活用できます。
さらに内部の基板部にはLow-Midトリムが備わっており、例えばギターの種類や併用するペダルの個性に合わせて、音の密度のような質感を調整することが可能です。
その内部は見ての通り、新生Phantom fxらしい、堅実且つ芸術的な構造と製法。ユニバーサル基板を使ったポイント・トゥ・ポイント製法で、現在のPhantom fx メインビルダーであるEgawa氏によって、1台1台丁寧に組み込みが行われています。その一方でブランドを牽引している戸高賢史氏は、音色に纏わるすべてを決定し、使用されている半導体はすべて戸高氏本人によって選定されています。
電源は9V電池、もしくは9VDC(センターマイナス) 10mA以上の電源アダプター、パワーサプライでご使用ください。
以下、Phantom fx 戸高賢史氏より
HACKの由来は“Life Hack”から来ていて、地味なペダルだけどアイデア次第で依存するタイプのペダル。
ボードのトータルEQにもなるし、前段のペダルを文字通りハッキングして、ステロイド打ったような太いソロも演出できるし、スリムなトーンにもできる。クリーントーンに少し艶を出すような使い方も出来る。
こんな感じで、アイデア次第で取り入れて、ボードを改造するように有用な使い方が出来るもの、という意味を込めてHACKにしました。